LPガス料金の値上げ通知を受け取ったときの確認手順

経済産業省は、液化石油ガス法施行規則の改正により2025年4月2日から、LPガス料金を基本料金・従量料金・設備料金の3項目に分けて明示することを事業者に義務付けています。値上げの通知を受け取った際に確認しておきたい手順をまとめたガイドです。

調査月2026-06

値上げ通知に書かれている内容を確認する

LPガス事業者から値上げの通知を受け取ったら、まず「新しい基本料金」「新しい従量単価」「適用開始日」の3点を確認します。通知の形式は事業者によって異なりますが、金額の変更点と適用が始まる時期の2つは共通して記載されているのが一般的です。通知書や請求書の同封物が見当たらない場合や記載内容が分かりにくい場合は、契約している事業者に直接確認することをお勧めします。

三部料金制の内訳で確認する

前述のとおり、LPガス料金は基本料金・従量料金・設備料金の3項目に分けて明示することが事業者に義務付けられています。値上げの通知を受け取った際は、変更が3項目のどこにあたるものかを確認しておくと、金額の内容を把握しやすくなります。以前は設備にかかる費用が従量料金に含まれて見えにくいケースもありましたが、この改正後は各項目が区分して示されるようになっています。検針票での各項目の見方はLPガス検針票の読み方で解説しています。

地区の調査平均と見比べる

新しい料金が分かったら、当サイトの地区相場票でお住まいの地区の使用量段階に対応する調査平均・最安・最高の3値と見比べます。石油情報センターの調査では、同じ地区内でも契約先によって金額に開きがあることが確認されており、値上げ後の金額が地区の調査平均との関係でどのあたりに位置するかを把握する材料になります。この時点では契約の変更を前提にせず、まず数値で現状を確かめることを目的にすると進めやすくなります。

通知内容に疑問がある場合の確認先

通知の内容や金額の算定根拠に疑問がある場合は、契約している事業者へ直接問い合わせて確認します。液化石油ガス法では、販売店が料金体系を記載した書面を契約時に交付することが義務付けられており、値上げの際も改定後の料金表の提示を求めることができます。値上げの理由や条件は事業者によって異なるため、断定的な判断は避け、契約書の記載や事業者への確認を基本にしてください。

お住まいの地区の相場は都道府県から探すから、使用量段階別の一覧は使用量10m³の相場一覧などの索引からご覧いただけます。値上げ通知の内容と合わせてご確認ください。

この手順に関係する研究の範囲

この手順そのものの効果を測った研究はありません。関連する論点について、どの市場のどの標本で何が報告されたかを確認できます。

都道府県から相場を探す